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Luisa A. Igloria (the 20th Poet Laureate of Virginia) アジア・太平洋諸島系米国人の文化遺産継承月間朗読会、無事に務めることができました。 皆さん、フィリピン文化に親しみがある方ばかりで、朗読会の始まる前の雑談がとっても楽しかったです。特に、Luisa A. Igloria さんのお料理トーク。Luisa さんのインスタグラムでは、ほとんど毎日のようにプロの料理人と肩を並べるくらい素晴らしいお料理の写真が掲載されています。 「ディナーに困ったときは、Luisaのインスタ見ているよ。」と伝えると、 「わたしも!」「わたしも!」 と共感される方続出。 先日も、おナスとひき肉の詰め物をアジア風にお料理している写真が載っていて、おナスわざわざ買いにいきました。もう夏野菜もたくさん出荷されているんだ~ いつか、Luisa A. Igloria さんにお会いできる日がくるといいなと思います。 "GLYPH: Graphic Poetry = Trans. Sensory" が出版されてもうすぐ1年が経ちます。 5月1日から31日まで、お誕生日イベントをインスタグラムストーリーと、ブログにて毎日更新しています。 グラフィックポエトリーは2016年の12月から作り始めたので、ずいぶん長い間このプロジェクトに携わっています。自分の作品なのですが、GLYPHが独り立ちしているような感じがして、ちょっと不思議な気分です。 グラフィックポエトリー以外にも、うれしいニュースが続々届いていますので、充実した夏になりそうで楽しみです。 5月は、Asian Pacific American Heritage Month (アジア・太平洋諸島系米国人の文化遺産継承月間)で、4日に、フィリピン系アメリカ人でバージニア州桂冠詩人(けいかんしじん・Poet laureate)Luisa A. Igloria さんが主催する朗読会に参加します。 先日、Ke Huy Quan さんのインタビューを見ました。「誰?」って思われる方多いと思いますが、Indiana Jones (インディ・ジョーンズ シリーズ)に出てくる、野球帽をかぶった男の子役の俳優さんです。 インタビューのなかで、Ke Huy Quan さんは「長い間アジア人が演じる役がなかった」とおっしゃっていました。それが、2018年の映画『クレイジー・リッチ!』(Crazy Rich Asians)で大きく変わったと。「もっと、アジア人俳優が活動できるのじゃない」かと。 『クレイジー・リッチ!』は、シンデレラ系王道なストーリーに、アジア人としての感覚、「謙虚さ」だったり「丁寧さ」だったりを散りばめながら、人種間に限らず普通の庶民には届かないスーパーリッチ「あこがれ」を映画にしています。 「THEアジア+世界中の人が心が奪われる世界観」って感じでしょうか。 詩の世界も同じく、少し前までは、アジア人が活動できる場は限られており、また、典型的な欧米詩文化にそった英語で書かれていなければ、詩と認められない場合も多くありました。今もその傾向はないとは言えません。 しかし、Ocean Vuongさん や、Paul Tranさんのように、自国文化(ベトナム)+LGBTQ を現代詩に綴る若いアジア人作家が活躍し好評を得ています。 現在、アジア人詩人が活躍できる場があるのは、Luisa A. Igloria さんのように、自国フィリピンの文化を大切にしながら、英米文学文化も尊重しつつ、長年アジアを引率してきた作家さんたちのおかげだと思います。 一緒にお仕事をする機会も多い、Backbone Press の Crystal Simone Smith さんは、"Mother Said, I Want Your Pain" の出版者で、特に、アフリカンアメリカン、アジア、ラテン系などの祖先をもつ作家さん達の、短編本・チャップブック(Chapbook)を出版されていらっしゃいます。 先月、依頼された案件が無事終わり、お礼をいただきました。 Crystal Simone Smith さんは、英語で俳句を書かれたり、日本文化に興味を持っていらっしゃるので、 「そうだ!折り紙の女の子を贈ろう!」 Backbone 仕様にしてみようと。 しかも、今回は、バラバラ事件になっても、すぐわかるようにプラスティック袋へ入れました。一応改良。 Backbone は、日本語にすると、「脊椎」「本の背の部分」「大切なところ」「本質」などの意味があります。
また、話の筋道を、英語では、Spine 「背骨」とも言います。 なので、折り紙の女の子には、頭に「Backbone」の髪飾りをつけていただくことにしました。背骨のような形をしたピンクの台紙に、日本庭園の写真を使った「肺」のようなコラージュ。ハイカラさんみたいなお帽子のイメージで作りました。 日本庭園の写真は、Gail Goepfert さん撮影です。 2日前に連絡が来ました朗読会、無事に勤められました。 朗読会の宣伝をしても、しなくとも、集まる人数はだいたい決まっていて、特に最近は、皆さんZOOM疲れになってきているので、こじんまりとしたアットホームな感じです。 ですが! 昨日の朗読会の最初の10分、Lawrence Raab さんがウィットに富んで素敵にお読みになっているのですが、ZOOM観客が少なすぎなような気がしたので、携帯電話を取ってもらって、「今ホント!今、今、読んでるから、お暇なら来て!」とお友達に速攻メール。 いつもなら、朗読会中にメールとかしませんよ! 電話はとおーくに置いてあります。 参加して頂いたお友達に大感謝です。 今日は、RHINO Reads!があります。 いつものように、Liz さんとMCを勤めさせていただきますが、今回のゲストは、新作が好評を得ている詩人さんばかり。 Nan Cohen さんは、先月シカゴ滞在中にお会いできて、Teresa Dzieglewicz さんは、今月からRHINO 編集員の仲間です。Paul Tran さんとは、2019年一緒にPoetry Foundation のイベントへ参加しています。 懐かしい写真を発見!
この日は、Angela Narciso Torres のお母さまよりお祝いの真珠のネックレスを頂いて。 その旨をお話ししていたら、Paul Tran さんも、真珠のネックレスをしてきてくれたんですよ!優しくて素敵な方です。 4月は、国際ポエトリー月間です。
今年はいつもより静かだなと思っていたら、月の後半立て続けにお仕事が入りました。 しかも、あと4日で4月も終わりなのに、急遽朗読会にも参加することになりました。 ありがとう! RHINO Poetry も今週金曜日にRHINO READS!があります。今回のゲストは、Paul Tran, Nan Cohen + Teresa Dzieglewicz さんで、みなさん新しい本を出版されたばかり。オーダーしていた本も届いたので、そろそろ読まないといけないなあと思っているところで、まだ読めていません。引き続き、MCは Elizabeth O’Connell-Thompson と共に担当します。 他には、"GLYPH: Graphic Poetry = Trans. Sensory" の出版社 Tupelo Press の朗読会にも参加することになりました。 一緒に読む Tyler Mills さんは、雑誌ニューヨーカーなどに掲載される詩人・エッセイストで、最近はビジュアルアートも作ってらっしゃるそうです。仲良くできるといいなあ~Working on Gallery に投稿してくれるといいなあ~と思っています。 Lawrence Raab は、1946年生まれのアメリカを代表される詩人です。Poetry Foundation のウエブサイトに素敵なビンテージ写真が載っています。 とても楽しみです。 5月には、アジア・太平洋諸島系米国人文化遺産月間も始まるので、イベント盛りだくさんです。 イースター休暇あとの、セールが大好きです。 うさぎさんの形をした雑貨や、キッチン用品が50%-70%OFFで売られていて、タオルや小物などを新調します。 イースターはキリスト教のお祝いで、イエス・キリストが処刑された3日後に復活したことを祝うお祭りです。またウサギや卵もお祝いするうえで大切なモチーフです。 最近は、宗教色があまり濃くない春めいたお祝い品もたくさん売られており、一年中使えたり、パッケージがかわいいジャムだったり、お土産にちょうどいい物もたくさん見つけられます。 先週は、気軽に立ち寄ったアンティークショップで、うさぎさんのバスケットを発見! 籐編みで、耳がピョコンと折れているところがとってもかわいい。 うさぎ耳が2つ並んであるのは良く見かけますが、耳がひとつ折れているバスケットはあまり見かけない! おしりのしっぽも、お花模様ですぐ気に入りました。
最初は、お散歩用のバスケットとして使おうかなと思っていましたが、お花を生けてみると、めっちゃラブリー!お仕事用の机に飾っています。 5月の Working on Gallery のゲストは Anne McGrath さんです。 Anne McGrath さんはノンフィクション作家で、母校インディアナ大学の Kelcey Parker Ervick 教授とお仕事をされたとき、私の GLYPH の作品たちを見る機会があったそうです。 それから、インスタグラムを通じでお友達になりました。 コロナ流行期、毎日インスタグラムを更新されて、新しい作品を発表されています。現在は、白黒を基調とした立体的な作品を制作されていますが、去年4月ごろは、私の大好きなこの写真「ピンクのシカゴのお家」などカラフルなコラージュ作品もインスタグラムで紹介されていました。 今年に入って私は、「英語が書きたくない・読みたくない病」にかかっていました。
インディアナ大学留学生時代から約20年間、アメリカ文学・出版に関わってきて、こうやってたくさんの素晴らしい作家さんたちとお仕事できることは、ラッキーで光栄なことです。ましてや、自分の本をアメリカの出版社から出してもらえることは非常にありがたいことです。しかし、人生初!本当に英語がやりたくありませんでした。 もう、ここまでできるようになったし、いいじゃん~ 英語パーフェクトは、無理だし~ 周りには、「いまだ下手な英語で、未熟な作品を発表している。」などと笑われているかもしれませんが、それは、留学生時代から思われていることだろうとあまり気にしてはいません。それよりも、実際、自分は、「英語を書く読む」を仕事にして、不完全な英語と共に、これからどこを目指して進んで行けるのかわからなくなっていました。 そんな中、英語を母国語とし、本職のノンフィクションから少し離れて、ビジュアルアートを毎日インスタグラムで発表されている Anne McGrath さんのエッセイを読み、「創造」を作り出すため、挑戦し続ける姿に深く心が動かされました。 自身のクリエイティブを進化させるには、自分の文化幅を広くさせる冒険って必要だなと思い出させてくれました。 じゃあ、私何ができる? もっと母国語の日本語で書いてみたらどうかしら。 Anne McGrath さん気づかせてくれてどうもありがとう。 黒柳徹子さんがYouTube番組にて、「姉様人形」(紙人形)のお話をされていました。 お着物を着て、紙人形を「イタリアの泥棒市場」で売るという企画の撮影をしていたとき、大勢の人が「カリーナ・かわいい!」と集まってきて、最後は警察まで来て大騒ぎだったと笑いながらお話されていました。 紙人形に関しては、 「売れそうもないのに~」とおっしゃっていました。 私は、売ってはいませんが! 今年の1月ごろから、紙人形作り(紙雛)にはまって、切手一枚で四方八方に送っている私に、母は「ゴミを贈らないで!」と。 旅行先へ行ったら、お手紙を送る習慣がありますので、最近はもらったパンフレットや、お菓子の包み紙などで紙人形を作って、母に送っていたら。 「もう、ママはいいから。」と。 (最初は面白がっていたのに!) 受け取った相手は喜んでくれているように思われますが、糊が剥がれて事件性を思わせる姿で届く場合もありました。 最近は、お着物の色や、髪飾りもデコ盛されて、 学生時代からのお友達は、 「なおちゃんの紙人形、進化し続けているね。」と。 Francesca Preston さんの詩を使って、Erasure Poem 紙人形を作ってみたり。 作っている側としては、相手はどんな感じのお人形さんが好きかなと考えたりして、楽しいですよ。 「イタリアの泥棒市場」には、私の祖父母も1960年ごろに旅行へ行っていて、治安が悪く、スリの被害も多いことから、
祖父は、「本当にお財布が取られるか実験してみよう!」 お財布に少しお金をいれて、ズボンの後ろポケットに見えるようにして歩いたそうです。 15分経っても誰も取らず。 わざわざ、混雑した場所を歩いても、取られず。 一時間も散策したらしいですが、何ひとつも取られなかったんですって! 祖父母の楽しいお話も思い出しつつ、黒柳徹子さんのお話を楽しく聞かせていただきました。 こんなちょっとした「偶然・ coincidence」は、シンクロニシティとでも言いましょうか。なんだか嬉しい気持ちになります。 今日は、地球環境保護を考える Earth Day です。
私は、パンデミックに入ってから、塩素系漂白剤が入ったトイレクリーナーを使うのをやめました。 「除菌」とばかりに、漂白剤をシュッシュとしていましたが、流したお水はいずれ飲み水になるのだろうなと気になっていました。 そこでグーグルしてみると、「食器洗剤がいいよ」と! 漂白剤よりは、環境にやさしいですし、食器洗剤は、食べ物や油汚れを分解する作用があるので、トイレ詰まりの改善も期待できるそうです。 香りも色々選べるので、漂白剤のようなツンとした匂いではなく、掃除したあともさっぱり気持ちがいいです。 今度は、使い捨て掃除シートを見直していこうと思っています。 アメリカでのプレゼント用の花束には、菊系のお花がたくさん入っていることが多く、菊の花をみると、いつも思い出し笑いをしてしまいます。 結婚したてのお友達が、旦那様と喧嘩をした次の日、旦那様がお花を持って帰ってきて、 「昨日はごめん。」 「それ、仏花なんだけど。。。」 本当は何を言いたかったのだろうねと、その仏花の意味を一緒に考えて、大笑い。 アメリカでは、菊系の花を、chrysanthemum と言いますが、簡単に mum と言うときもありますし、見た目が蜘蛛が足を広げているように見えるので、スパイダーフラワーとも呼んだりします。 黄色い菊が花束のアクセントに使われることも多々あるので、「仏花のような花束にローズ!」というように、自分的にちょっと違和感があるときは菊系を外して生けなおすことにしています。 スパイダーフラワーは、一輪挿しに生けるととても華やか! 旅行していても、滞在日数が長い場合は、必ず地元のお花屋さんをグーグルして、ミニブーケを購入します。 どこの国でもだいたい共通する、お花の購入方法は:
お花屋さんへ行く場合は、まず、予算(budget) を伝えると良いと思います。 そこから、贈り物用なのか、自分用なのか、好きな色、種類などを伝えてブーケを作ってもらいます。花瓶代が高くつく場合もあるので、「花瓶なし」など細かく伝えることが大切だと思います。 気持ちよく花束を購入したいですが、やっぱり悪質なお店はあります。枯れそうなお花を入れられたり、手数料を多く取られたり。そういう場合を考えると、最初に毅然とした態度でお店に入るのが良いかと思います。 近所のスーパーですと、$15くらいで、山ほど花束が購入できる場合があります。 特に東海岸や中西部は、お隣カナダから輸入されている場合も多いので、お花の種類によっては、とてもお買い得です。ただ、お花屋さんと違って、同じ種類の花ばかりのブーケになるのがつまらない時もあります。 オンラインでオーダーするときは、送料&手数料がやっぱり高い! 花束が$30くらいでも、送料など合わせると$50になります。間違った住所に配送されるときもあるので、無事届けられるまでソワソワしてしまいます。 過去花ログ:
アンティークの水差し University of Illinois Urbana-Champaign へ遊びに行ってきました。 米ボストンダイナミクス(マサチューセッツ州)の、頭のない犬みたいな機械も初めてなでなでしてきました! 頭がないのは、ちょっと不思議な感じがしますが、慣れてくると動きがかわいらしい。 ちょうどこの日は、エンジニアフェアだったようで、学生さんから、最先端のテクノロジーを教わることができました。手のひらサイズのロボットから、手話やチェスができる機械、ロボットファイター、ソーラーカーなどなど、発明品がたくさん展示されていました。 大学4年間、学部を超えて、それぞれクラブに属して研究しているそうです。 そして、綿あめの作り方$1授業も受けてきました! なぜ、お砂糖が、綿あめになるかといいますと: お砂糖を入れる真ん中の容器には小さな穴がたくさん開います。まず、お砂糖を入れて加熱し回転させます。回転すると、遠心力によって、その容器の小さな穴から液状になったお砂糖が出てきます。それが 空気中で冷却されて雲のように固まったものが綿あめです。 グレープ味でおいしかったです。ちょうど、綿あめが食べたいなと思ってたところでした。 なぜなら! 黒柳徹子さんの、YouTubeが大好きで、毎回欠かさず見ています。
前回の番組では、徹子さんが綿あめを作っていらっしゃって、カラフルなお砂糖もたくさんあって、私も食べたいなあ~と。 詩人エミリー・ディキンソンの本も紹介されていました。 これまた偶然に、最近頂いた本、"An Invitation to Poetry" には、エミリー・ディキンソンの詩も載っていて、今は、エリザベス・ビショップの春の詩を読んでいるところでした。 エリザベス・ビショップは、ヴァッサー大学出身で、小さいころにがんばって英語で読んだ「あしながおじさん」のジーン・ウェブスター(作家)と同じ出身校です。長年、ヴァッサー大学に憧れていましたが、最近、同大学卒業生のClaire Bauman さんとお友達になれて、 「おおお!ヴァッサー大学出身だね!」 「ヴァッサー大学出身にそんなにエキサイトした人は初めてだよ。」と笑われてしまいました。 歴史のある大学で4年間寮生活、いまだ憧れます。 ついに、事件性を思わせる姿で届いてしまった!
Anne McGrath さんのインスタグラムストーリーに載った上記の写真をよく見ると、女の子の左袖が取れています。慌てて、 「ごめんね!お着物の袖取れていたね。糊で貼ってね。」とメッセージを送りました。 「え!そうなの!」 気づかないことだったようです。 紙雛を知っている人じゃないとやっぱり気づかないものなのでしょうか。新しい発見でした。 ちびちゃん達が、日常会話に英語を使いたくなることは嬉しいです。 特に、日本で義務教育を受けている一般的な家庭で、家族内に日本語が通じない人がいないなか、ちょっとしたことを英語で言える環境が生まれるって素敵なことだと思います。 "How are you?" "Let's go!" 簡単なフレーズですが、私が小学生のときには、お友達や家族に向かって、恥ずかしすぎて英語ではお話できませんでした。 ちょっとでも英語発音ぽく授業で発言したならば、 「気取ってる!」と言われたものです。 それが、現在のちびちゃん達には、「恥ずかしいこと」ではなくなっている。これからどんどん自信を持って学べる英語環境を増やしていくこと大切だと思いました。 しかし、言語習得には、欧米文化も一緒に学ばなくてはいけません。 ちびちゃん達が、言葉の間違った使い方をしたときは、怒らないといけない時もあるでしょう。 私は留学生のときに、「言い方」を学びました。 インディアナ大学学生時代には、図書館で働いていたので、 「Be quiet.」 「静かにしてください。」 というフレーズは、日常茶飯事に出てくる言葉でした。 しかし、相手の気分を損なわせず「シーッ」を伝えるにはどうしたら良いのか。 「Be quiet.」 と優しいトーンで言うのか、 「Please be quiet.」 プリーズを付けて丁寧な言い方をするのか。 またまた、ジェスチャーをしながら伝えるのか。 それでも、騒がしい人がいるのならば、司書さんが「強い口調」で、理由を付けながら注意します。 「ここは、図書館ですので静かにしないといけません。お話したいなら、1階のカフェテリアへ行ってください。」 などなどです。 司書さん達が忙しいときは、私がその役割を担わないといけません。 自分より大きい、強そうな相手に注意するときには、勇気がいります。 先日、小学生のちびちゃんが、お母さんに向かって怒鳴るように、 「Be quiet!」 と言いました。お母さんも、「それは良くない」と、すぐに注意してくれました。 「今の言い方は、黙れというのと同じ言い方だよ」と。 お母さんからも注意され、私からも言われるのは、厳しすぎるかなと思いましたが、語学を学ぶには、文化も一緒に学ばないといけないかなと。 欧米に限らず、上手にコミュニケーションを取るには、「言い方」がとても大切です。 何回も使っていると、その「言葉の調子」が、その人の習慣になってしまいます。私も子供のころ、「めんどくさい」とか、「バカ」などと言うと、冗談口調で言っても、母に大変叱られました。 欧米で、「黙れ」という口調で、全然知らない人に「Be quiet!」と言えば、喧嘩を売っているのかと誤解され、もしかしたら、暴力を振るわれたり、最悪の場合は銃が出てきて殺されてしまうかもしれません。 「言い方」ひとつで、命の危険にさらされる場合がある。 大学の図書館では、一度も怖い出来事にあったことはありませんが、いつも、キャンパスポリス(校内警察官)が見回りにきてくれました。「パニックボタン」を押せばすぐに来てくれます。 ちびちゃん達も、いずれ留学する機会に恵まれるかもしれません。 「命の危険」という、言いにくいことも伝えていくこと大切だなと思いつつ、上手に伝える方法も日々考えないといけないのだなと感じました。 今週は、お花もたくさん届きましたが、定期的に自分でもブーケは購入するので、現在家の中が華やかです。
気候もよく、2週間以上も元気に咲いてくれるのでとても嬉しいです。 最初は、背の高い花瓶に生けて、時間が経つと共に茎を短く切って長持ちさせていますが、大きい花瓶を一つ持っているだけなので、かわいらしい空き瓶だったり、水差しだったりに生け替えています。 上記写真のピンクの水差しは、Gail Goepfert さんがガレージセールをしたときに頂戴いたしました。亡くなったお母さまが大切に使われていたものだそうです。 花瓶として使わないときは、アメリカンチックに、レモネードとか入れています。ピンクのグラスにレモンの黄色が映えて瞬く間に初夏ぽくなります。 Zoom 朗読会では、トータルコーディネートは関係なく、ビデオが映る範囲内でおしゃれをすればよかったですが、コロナ規制も緩和され、ダウンジャケットも必要なし、「さあ春の朗読会です!」となったとき、はて、何着よう。 Zoom 朗読会では、室内照明もプロ仕様ではないので、顔回りがどんより暗く見えます。そのため、赤い口紅とヘアバンドでボリュームを出していました。 赤い口紅は、コロナ禍で購入した一番最初のもので、近所の薬局セール品。2ドル。 現在の口紅は、ずいぶんアップグレードされました。 そして、コロナが始まった頃は、オンラインショッピングでしか、かわいらしいヘアバンドはなかなか見つかりませんでしたが、今は、ヘアバンドブームみたいで、色々な種類、柄がたくさん売っています。 最近好きな YouTube チャンネル「KANAKOおしゃれ迷子のオシャレ探し」を見ながら、手持ちのお洋服の着方を勉強しています。コツを教えていただいて、自分風にアレンジしていくこと楽しいです。
アクセサリーの付け方や、バックの選び方など、少し変えるだけで、気分が春めいて。 また、芸能人の You さんが、Vogue Japan チャンネルで、「バックの中身」を紹介されていました。その時、清めの塩を持ち歩いているとお話されていて、 「これだ!」 苦手な雰囲気なところでお仕事があるときは、お塩に助けてもらおう! 早速、試供品で頂いたかわいらしい香水瓶を入れ物にして持ち歩いています。 Anne McGrath さんのインスタグラムには、毎日新しい作品が発表されます。 だいぶ前になりますが、この「ピンクの家」の写真が載ったときから、いいなあ~ほしいな~と。 切り絵の下の方には、CHICAGOと読めますし、「ピンクの家」は、「女の子の後ろ姿」にも見えてかわいらしいなと思っていました。左側に見える、緑のお花も私好みです。 集めているアート作品は、お小遣いと作家さん達と相談しながら購入しています。 が! このアートはプレゼントして頂けました。とても嬉しく、さっそく額縁に入れて飾っています。 今週は、本当にびっくりするほど、プレゼントを頂きました。
素敵な絵葉書や、ドイツのお茶葉セット、お花も届きました。 最近は、初めて本を出版する詩人さんたち原稿を読んで助言することも多いので、その方々が、「出版決まりました!」とお礼の連絡もたくさんあります。 天気も春めいてきて、幸せな気持ちがひらりとたかまります。 Nan Cohen さんは、カルフォルニア州の詩人ですが、現在、アートコミュニティーRagdale に滞在されています。Ragdale はシカゴ近郊にある非営利団体で、作家・芸術家が長期滞在できるように、食事付賃貸スペースを提供しています。 シカゴ建築家、Howard Van Doren Shaw が建てた、とっても素敵なお家とお庭に長期滞在できます。私もよく「申し込んだら~」と言われますが、なにせ、古い建物が苦手なので、今のところ滞在は考えていません。 マイアミ州の詩人、Lúcia Leão さんもシカゴへ遊びに来てくれました。
詩人を紹介したり、朗読をビデオに撮ったりするのは、私のお仕事ですが、ほぼほぼお遊びで、毎回楽しく活動しています。 しかも! みなさん、お昼をごちそうしてくれるのです。 (「それが目的でしょ」と母にいつも言われますが。) 先日も、オバマ前大統領も訪れたというレストランで、サーモンとクリームチーズのベーグルサンドイッチをご馳走していただきました。とてもおいしかった! ちびちゃん達と、英語レッスンを始めて、60週が経過しました! パンデミックが始まった夏は、英語をお話することを躊躇していたり、途中で嫌になって遊び始めたり、泣き出したり、喧嘩、途中退席したり。 今現在の、ちびちゃん達すごいですよ。 How are you? と聞くと、 I am sleepy because it is too early in the morning. などと、自分の知っている言葉を使って試行錯誤しながら、日本語も混じりながら、 「どうやって言うの~」と聞いてきます。 今回のレッスンは、How are you?と聞かれたときなど、お話をもっと広げられるようにするための練習です。 まずは英語のみで、 "Please tell me what is the best thing that happened to you this week?” 聞いてみます。 みんなが知っている言葉に色付けしてみると、 "Please tell me what is the best thing that happened to you this week?” こんな感じで聞こえているでしょうか。 "Please tell me ... best ... you this week." 子供たちは、 「今週あったこと?」 「ベストなことを言うの?」 などなど、質問を予想していきます。 繰り返し質問を英語で伝えていると、言葉に慣れてきて、 「happened」って何と、聞いてきます。 辞書で調べるときは、単語を「happen」と現在形にすることもわかってきました。 「今週起こった一番なことを教えてだ!」 質問がわかったところで、ちびちゃん達が大好きな、5W1Hを使って、今週起こった出来事を英語で書いていきます。 その時、 #1)まず、声に出して言う。 #2)そして、文章を書く。 #3)上記の写真例のように、書いた文章を全部つなげる。 この3段階のプロセスをとってもらいます。 そうすると、長い文章も楽勝にかけるようになります。 Me "Please tell me what is the best thing that happened to you this week?” Student "I went to a museum with my sister on March 23rd." Me "What did you do there?" Student "I watch art." Watch は、過去形になると watched になるよ~。でもね、Watchは、「動くものを見る」だから、Seeが良いかな。Watchは、野球を見る、映画を見るとかに使うよ! Student "I saw art." と、一緒に文章を作っていきます。 少し遅くなりましたが、今年もたくさんお誕生日カード・プレゼントいただきました。ありがとうございます。
学生時代からのお友達にも祝ってもらい、「ちょうど20年前は、フィリピンで泣いていたよね~」って。 短大生のときに、サンカロス大学の看護師志望学生さんとチームを組んで、セブ島の村でボランティア活動をしていました。 地元の方々のご厚意で、修道院に泊まらせていただき、村の幼稚園&小学校の先生たちのアシスタントをする役割で行ったのですが、最初の1週間は、英語も全然、タガログ語&スペイン語は理解不能、体調も優れない、シャワーも出ない!などなど、毎日大泣き。 一緒に行ったクラスメイト達との意見交換ワークショップでハグしてもらって、初めて、「あっ」って気づきました。私は、「文句が多い何もできないお嬢さん病」なんだと。 それから、お手伝いができることは、なんでも挑戦しました。塀のペンキ塗り(雑な性格ですができるだけぴっちり塗りました)子供たちのおやつ作り(なんでも揚げ物!)、洗濯(初めて洗濯板を使いました)などなど。 最初は「えっ。この日本人は役に立たないでしょ~」っていう顔をされるのですが、そして、どこからかともなく人も集まってくるのですが、最後は歌を教えてもらったり。正直、私は足手まといであって、彼らの方が、ボランティアだったと思います。大感謝です。学びの多い充実した日々を送ることができました。 その時のお誕生日では、子供たちが1個ずつマンゴーをプレゼントしてくれました。 学校中のこども達がプレゼントしてくれたので、一番食べごろに熟した大きいマンゴーの山!黄・オレンジ色が鮮やかで。市場でも見たことないくらいの山盛りマンゴーでとても良い香り! 修道院の調理場へ持っていき、みんなでいただきました。 次の日の朝ごはんも、マンゴーたくさんいただきました。 綺麗に皮を剥いて、一口サイズになってお皿の上に盛られています。 ふと、20年後に思い出してみて、あんなにたくさんマンゴー頂いたのに、マンゴーの切り方を教わったのは、つい最近。 「あー!」 頂いたものを、なぜ自分で切ろうと思わなかったのかと、ちょっと恥ずかしく思いました。 立て続けにあった朗読会イベントがひと段落しました。
たくさんの人に詩を聴いていただいたり、グラフィックポエトリーを鑑賞していただきました。ありがとうございます。 ビデオは、バージニア・フェスティヴァル・オブ・ザ・ブックに参加した録画です。22:20分くらいから、私の朗読が始まります。 今回のテーマは、「戦争」にしました。 最初は、「日本の春」をテーマにして、百人一首の翻訳を組み入れたプログラムを考えていたのですが、ぎりぎりまで悩んだ結果、「戦争」にしました。 重たい雰囲気になるかなと心配しましたが、第二次世界大戦を経験した祖父母のことを書いている者として、現在の世界情勢を踏まえると、朗読することが大切ではないのかと思いました。 最初の詩は、2008年にロシアがジョージア( グルジア)を侵略したときに書いたもので、Passages North に発表されています。 当時はまだ学生で、ルームメイトだったロシア人、お隣さんジョージア人の3人でとても仲が良かったのですが、侵略が始まったと同時に、一緒に過ごす時間が減り、そのうち集まらなくなりました。しばらくして、ルームメイトも引っ越してしまいました。 夕食に私がカレーを作ったり、ロシア系のスープだったり、ジョージア系のお茶菓子だったり。量が多い果物や野菜などは、おすそ分けしたり。 寮の天井が落ちてきたときも、一緒に乗り切ったのに! 楽しい思い出もたくさんありますが、一番最初に思い出してしまうのが「侵略」のニュースが出た次の日での食卓です。苦い思い出です。 そのほか、GLYPH: Graphic Poetry = Trans. Sensory より3つ、祖父母の戦争体験をもとにしたグラフィックポエトリーを朗読しています。 コロナ禍真っ最中に始まりました、Working On Gallery は、もうそろそろ2年目に突入します。
ステイホームやマスクもずいぶん緩和されて、日々の生活やイベントが戻ってきました。まだまだオンラインイベントも多いですが、近郊の学校やワークショップにはルールに従ってお邪魔しています。 こうやって写真を眺めていると、皆さま素晴らしい作家、詩人、芸術家の方々ばかり。本当に良く「私のコロナ禍での突拍子な行動」に付き合っていただけました。30名以上もゲストにエッセイを書いていただけて、大感謝です。 自分で言うのは何ですが、このウエブサイトすごいんですよ~。英文科の授業などで使われてたり、大学の研究発表会や論文に引用される方もみえるんです! 最初は、2週間に1本など、けっこう速いペースでエッセイを発表していましたが、日々の生活が戻りつつ、私の個人プロジェクトも充実してきたので、ゆっくりめに続けていこうと思います。 今年の目標は、9人です! さてさて、どんな方々とお知り合いになることができるでしょうか。 3月に、Verginia Festival of the Book にて、またまた素晴らしい方々と朗読会があります。準備も始まりました。とても楽しみです。 "Sights & Sounds: Visual Poetry" がお題です。 パネリストは、お互い意見を交換しつつ、講衆と対話していくので、David Campos & Aurielle Marie の作品をまずは身近に感じようと、Book Festival 指定のローカル本屋さんから購入しました。 ウェブサイトの、Aijung Kim 作、リスかわいい! 素敵に、私の本「GLYPH」も紹介していただき大感謝です。 めっちゃビックリしたのが! えええ!
バックオーダーになるほど売れているの(Wow?) 初版が少なかっただけじゃなくて? 思わず、証拠写真を撮ってしまいました。 初めて、Visual Erasure Poem を作ってみました! Visual Erasure Poem とは、元になる詩を、インクなどで文字を消して、自分なりの新しい作品に仕上げていくことです。 Visual Erasure Poem の書評はこれまでにもたくさん書いてきましたし、授業も大学で教える機会は何度もありました。 が! (教えているくせに!) 一度も作ったことがなかったので、今回挑戦してみました。 ちょうどいい感じのサイズの詩が、ベストタイミングで、Francesca Preston より届きました。 左側は、本来のFrancesca Preston が書いた詩です。 右側は、Visual Erasure 過程後の、私の作品です。 もとの詩は、シニカルというか、独特な世界が広がっているので、もっと、それが面白くなるように、オリジナルの言葉を消していきました。 文字を消すには、折り紙の切れ端を使うと、カラフルになって、原書のタイトルにも合うし、この新しい作品を「紙人形」にしたときに、色がかわいらしいかなと思い、「糊と紙切れ」を使って、仕上げました。 原書タイトル「Glitter」 は、グリッター、(お化粧品などに入っている)キラキラのラメ。 G を消してあげて、Litter と新しいタイトルにしました。 「Litter」にしたのも、ちょっとした意味があって、 Litter の意味は、
最近のマイブームが、お雛様も近いことですし、「紙人形」を作って、お友達に贈ることです。 母が、「ゴミ、贈ってるの!?」 「切手一枚で、どこにでも届くのだもん!」 母との会話をFrancesca Preston に話しながら、作品を見せると、 "That's pretty funny about your mother - she has a keen ear. "Litter" = Trash" と、寛大に受け入れていただきました。 「ゴミ」とか、題にして、ちょっと怒られたらどうしようと思っていましたが。 最近、出したお手紙の返事が届き始めて。
ちょっとびっくりだったのが! お返しプレゼントも一緒に届きました。申し訳ない。。。 母が、「わらしべ長者みたいね。」 気軽に送った、紙人形。 糊が剥がれて、事件性を思わせる姿で届いていないと良いのだけど。 小さいころから、家族もみんなクラッシック音楽が好きなので、ドライブ中や作業中は、ローカルラジオか、NHKの音楽番組とか、レコードを聴いています。 「なんとなく、そうなるよね~」 妹も、暇なときは、クラッシック音楽らしいです。 学生時代、冬休みに帰国していたとき、ちょうど「のだめカンタービレ」が流行っていたので、妹が 「全巻借りてきたから~あと、パパが歌ってくれるよ~。」 寝っ転がって読んでいて、 「あのさ~パパ、ベートーヴェンのさあOOってどんなの~」 と聞くと、「ラーラー」って歌ってくれました。 「あ。そうそう。そうだよね~」 冬休み最後の日、飛行場へ向かう車の中まで読んでいましたが、全巻読破しました! "We love classical music!" You Tube Channel が好きでお仕事の合間によく視聴しています。
バイオリンニスト篠崎史紀さんは、演奏家だけではなく、画家や作家、アーティストを育てるうえでも、とてもためになるお話をされています。 授業では教えてくれない、裏方さん達がやってくれると思われがちな、大切なお仕事過程。 演奏リサイタルに向けてチラシ作りをしたり。 プログラム作成にはストーリが必要で、聴いていて疲れないように、同じような「調べ」(ハ長調の曲のみで、プログラムを完成させるように)で構成しないといけないとか。 篠崎史紀さんは、その過程を、「シェフ」と「コース料理」に例えていますが、ファッションショー開催でも、詩集アンソロジー作成にしても同じことが言えます。 英語では、Coherence と表現しましょうか。 アメリカの文学部では、書き方の技術や、読み方、文学議論の仕方などの授業が常時あるわけではなく、クラスメイトと文章をシェアしながら、意見を交換していくのが主流です。 先生は、「議長」みたいな役割で、新しい視点を定義してくれたり、議論が脱線しないように、見守ってくれます。 その後、卒業した後、「どうやって出版していくか」「ビジネスの部分」「朗読会の開催方法」「コミュニティーの作り方」などは、教えてくれません。 私も、ようやく軌道に乗ってきたところで、大学卒業後10年です。 Richard Hugo "Triggering Town" では、先生は生徒に近道を教えないといけないと言っていますので、授業を教えるときは、私の10年分をなるべく凝縮しています。 「パパ~OOの曲歌って~」 「はいよ~」 と簡単に答えは返ってこないのです。 Working On Gallery で、エッセイを集めるようになって、好きなことを、好きなだけ追求する作家は、時間はかかりますが、最終的に、その人にしか作れない物や文章を仕上げる力を与えられると思うようになりました。
最近のお気に入りでよく読む「ものづくり生態図鑑」には、20年くらい時間をかけて、自分のスキルを磨きながら作品を高度に仕上げる作家さんのお話など、面白い作品プロセスインタビューが掲載されています。 アーティストは、「頭から離れられない何かを探求する心」が大切だと思います。 英語では、Obsession と表現されます。 ちょうど、百人一首のお仕事の区切りがついたので、新しいこと何か初めていけるといいなと思います。 |
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April 2024
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