3月に、Verginia Festival of the Book にて、またまた素晴らしい方々と朗読会があります。準備も始まりました。とても楽しみです。 "Sights & Sounds: Visual Poetry" がお題です。 パネリストは、お互い意見を交換しつつ、講衆と対話していくので、David Campos & Aurielle Marie の作品をまずは身近に感じようと、Book Festival 指定のローカル本屋さんから購入しました。 ウェブサイトの、Aijung Kim 作、リスかわいい! 素敵に、私の本「GLYPH」も紹介していただき大感謝です。 めっちゃビックリしたのが! えええ!
バックオーダーになるほど売れているの(Wow?) 初版が少なかっただけじゃなくて? 思わず、証拠写真を撮ってしまいました。
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初めて、Visual Erasure Poem を作ってみました! Visual Erasure Poem とは、元になる詩を、インクなどで文字を消して、自分なりの新しい作品に仕上げていくことです。 Visual Erasure Poem の書評はこれまでにもたくさん書いてきましたし、授業も大学で教える機会は何度もありました。 が! (教えているくせに!) 一度も作ったことがなかったので、今回挑戦してみました。 ちょうどいい感じのサイズの詩が、ベストタイミングで、Francesca Preston より届きました。 左側は、本来のFrancesca Preston が書いた詩です。 右側は、Visual Erasure 過程後の、私の作品です。 もとの詩は、シニカルというか、独特な世界が広がっているので、もっと、それが面白くなるように、オリジナルの言葉を消していきました。 文字を消すには、折り紙の切れ端を使うと、カラフルになって、原書のタイトルにも合うし、この新しい作品を「紙人形」にしたときに、色がかわいらしいかなと思い、「糊と紙切れ」を使って、仕上げました。 原書タイトル「Glitter」 は、グリッター、(お化粧品などに入っている)キラキラのラメ。 G を消してあげて、Litter と新しいタイトルにしました。 「Litter」にしたのも、ちょっとした意味があって、 Litter の意味は、
最近のマイブームが、お雛様も近いことですし、「紙人形」を作って、お友達に贈ることです。 母が、「ゴミ、贈ってるの!?」 「切手一枚で、どこにでも届くのだもん!」 母との会話をFrancesca Preston に話しながら、作品を見せると、 "That's pretty funny about your mother - she has a keen ear. "Litter" = Trash" と、寛大に受け入れていただきました。 「ゴミ」とか、題にして、ちょっと怒られたらどうしようと思っていましたが。 最近、出したお手紙の返事が届き始めて。
ちょっとびっくりだったのが! お返しプレゼントも一緒に届きました。申し訳ない。。。 母が、「わらしべ長者みたいね。」 気軽に送った、紙人形。 糊が剥がれて、事件性を思わせる姿で届いていないと良いのだけど。 小さいころから、家族もみんなクラッシック音楽が好きなので、ドライブ中や作業中は、ローカルラジオか、NHKの音楽番組とか、レコードを聴いています。 「なんとなく、そうなるよね~」 妹も、暇なときは、クラッシック音楽らしいです。 学生時代、冬休みに帰国していたとき、ちょうど「のだめカンタービレ」が流行っていたので、妹が 「全巻借りてきたから~あと、パパが歌ってくれるよ~。」 寝っ転がって読んでいて、 「あのさ~パパ、ベートーヴェンのさあOOってどんなの~」 と聞くと、「ラーラー」って歌ってくれました。 「あ。そうそう。そうだよね~」 冬休み最後の日、飛行場へ向かう車の中まで読んでいましたが、全巻読破しました! "We love classical music!" You Tube Channel が好きでお仕事の合間によく視聴しています。
バイオリンニスト篠崎史紀さんは、演奏家だけではなく、画家や作家、アーティストを育てるうえでも、とてもためになるお話をされています。 授業では教えてくれない、裏方さん達がやってくれると思われがちな、大切なお仕事過程。 演奏リサイタルに向けてチラシ作りをしたり。 プログラム作成にはストーリが必要で、聴いていて疲れないように、同じような「調べ」(ハ長調の曲のみで、プログラムを完成させるように)で構成しないといけないとか。 篠崎史紀さんは、その過程を、「シェフ」と「コース料理」に例えていますが、ファッションショー開催でも、詩集アンソロジー作成にしても同じことが言えます。 英語では、Coherence と表現しましょうか。 アメリカの文学部では、書き方の技術や、読み方、文学議論の仕方などの授業が常時あるわけではなく、クラスメイトと文章をシェアしながら、意見を交換していくのが主流です。 先生は、「議長」みたいな役割で、新しい視点を定義してくれたり、議論が脱線しないように、見守ってくれます。 その後、卒業した後、「どうやって出版していくか」「ビジネスの部分」「朗読会の開催方法」「コミュニティーの作り方」などは、教えてくれません。 私も、ようやく軌道に乗ってきたところで、大学卒業後10年です。 Richard Hugo "Triggering Town" では、先生は生徒に近道を教えないといけないと言っていますので、授業を教えるときは、私の10年分をなるべく凝縮しています。 「パパ~OOの曲歌って~」 「はいよ~」 と簡単に答えは返ってこないのです。 Working On Gallery で、エッセイを集めるようになって、好きなことを、好きなだけ追求する作家は、時間はかかりますが、最終的に、その人にしか作れない物や文章を仕上げる力を与えられると思うようになりました。
最近のお気に入りでよく読む「ものづくり生態図鑑」には、20年くらい時間をかけて、自分のスキルを磨きながら作品を高度に仕上げる作家さんのお話など、面白い作品プロセスインタビューが掲載されています。 アーティストは、「頭から離れられない何かを探求する心」が大切だと思います。 英語では、Obsession と表現されます。 ちょうど、百人一首のお仕事の区切りがついたので、新しいこと何か初めていけるといいなと思います。 「おばけ」が出そうな雰囲気の古い建物が苦手です。 独立戦争の頃から現役の宿場などなど、アメリカにはたくさんあります。 地震大国の日本と違って、外国では100年以上昔に建てられた家をリノベーションして、皆さま素敵に住んでいらっしゃいます。 朗読会に呼ばれると、大変親切に、その土地で有名な歴史的ホテルを予約してくれるのです。が! 「あ~」 出発する前に、ホテルの場所をインターネットで確認すると、 「出そう。」 できるだけ、ホテルの詳細や歴史を詳しくリサーチしないように心がけますが、毎回家族がうんざりするほど、大騒ぎになります。 アンティーク家具とか、かわいらしいお人形さんは、美術館やお店で見るのは大好きなのですが、一緒に、暗い部屋で滞在するのは、 「あ~」 なんです。 先日も、由緒正しいホテルに泊まらしていただいたとき、 「あ~」な感じだったので、 ハンガリーに住む友人に、M1グランプリのインディアンズが面白いと聞いたことを思い出し、寝転がりながらグーグルしてみました。 「髪の毛が伸びる人形の家」のお話でした。 一番聞きたくない内容じゃん! と思ったのも遅し、最後まで聞いてみることにしました。 どんなリンスしているの。な感じの女子会トーク。
この漫才にどんなに救われたでしょうか! これから、ホテル滞在中、ちょっと怖いなと思ったときには、これを聞いて寝ようと思います。 |
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June 2024
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