小さいころから、家族もみんなクラッシック音楽が好きなので、ドライブ中や作業中は、ローカルラジオか、NHKの音楽番組とか、レコードを聴いています。 「なんとなく、そうなるよね~」 妹も、暇なときは、クラッシック音楽らしいです。 学生時代、冬休みに帰国していたとき、ちょうど「のだめカンタービレ」が流行っていたので、妹が 「全巻借りてきたから~あと、パパが歌ってくれるよ~。」 寝っ転がって読んでいて、 「あのさ~パパ、ベートーヴェンのさあOOってどんなの~」 と聞くと、「ラーラー」って歌ってくれました。 「あ。そうそう。そうだよね~」 冬休み最後の日、飛行場へ向かう車の中まで読んでいましたが、全巻読破しました! "We love classical music!" You Tube Channel が好きでお仕事の合間によく視聴しています。
バイオリンニスト篠崎史紀さんは、演奏家だけではなく、画家や作家、アーティストを育てるうえでも、とてもためになるお話をされています。 授業では教えてくれない、裏方さん達がやってくれると思われがちな、大切なお仕事過程。 演奏リサイタルに向けてチラシ作りをしたり。 プログラム作成にはストーリが必要で、聴いていて疲れないように、同じような「調べ」(ハ長調の曲のみで、プログラムを完成させるように)で構成しないといけないとか。 篠崎史紀さんは、その過程を、「シェフ」と「コース料理」に例えていますが、ファッションショー開催でも、詩集アンソロジー作成にしても同じことが言えます。 英語では、Coherence と表現しましょうか。 アメリカの文学部では、書き方の技術や、読み方、文学議論の仕方などの授業が常時あるわけではなく、クラスメイトと文章をシェアしながら、意見を交換していくのが主流です。 先生は、「議長」みたいな役割で、新しい視点を定義してくれたり、議論が脱線しないように、見守ってくれます。 その後、卒業した後、「どうやって出版していくか」「ビジネスの部分」「朗読会の開催方法」「コミュニティーの作り方」などは、教えてくれません。 私も、ようやく軌道に乗ってきたところで、大学卒業後10年です。 Richard Hugo "Triggering Town" では、先生は生徒に近道を教えないといけないと言っていますので、授業を教えるときは、私の10年分をなるべく凝縮しています。 「パパ~OOの曲歌って~」 「はいよ~」 と簡単に答えは返ってこないのです。
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June 2024
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