今回は、ついに積木組が出ました。 やっぱり、「万葉集」は、小学校低学年生には、難しかったようです。 「令和」のことを、日本語でしっかり勉強しましたし、5W1H箇条書きも一生懸命やれましたので、十分やり遂げました。 積み木で遊び始めたので、そのまま、「授業を聞いていてね~」と伝えました。 案外、聞いてるんです。耳をダンボにして。 今日の授業は、簡単に書いた英語を、デコレーションしていきます! シンプルな英作文を、デコレーションしていくのは、お料理のプレゼンの時にたくさん練習しました。 子供たちが最初に作成した文章
小学校4年生さんが、質問します。 「大伴旅人って、Tabito Ootomo? Ootomo no Tabito? Ōtomo no Tabito?」 良いところに気が付きました! まずは、大切なことに気づいてすごい!ということを褒めます。 ちびちゃん達と、この1年一緒に英語を学習してきましたが、最初のころと比べると、みんな疑問に思ったこと、不思議に思ったこと、感想など、その時々にしっかり発言できるようになりました。 さてさて、 名前の書き方には、主に3種類あります。
今までは、外国語表記では、Naoko Fujimotoが、一般的でした。 苗字を先に書く場合、Fujimoto, (コンマ)Naokoと書くことが多かったですが、 現在は、Fujimoto Naokoと日本語と同じ書き方も多く見るようになりました。 NHKの英語ニュースや、雑誌、文学誌の翻訳者の名前も、苗字+名前の順序で発表されている場合も多いです。 大伴旅人の場合は、歴史上の人物で、現在の名前とはまた違った書き方です。 紫式部 Murasaki Shikibu 小野小町 Ono no Komachi と同様、そのまま、大伴旅人 Ōtomo no Tabito / Ootomo no Tabito と紹介します。 子供たちが最初に作成した文章
デコ進化1: 「どんなパーティー?」と聞いてみます。 「お花見。」
ちびちゃん達は、辞書を使うのが大好きです。お花見を辞書で調べてくれました。 デコ進化2: 「何の木の下でお花見?」と尋ねます。 「梅の木の下」
デコ進化3: 「どこで?」ともっと聞いてみます。 「大伴旅人の家」 「庭」
デコ進化4: 「好きな形容詞を足してみよう!」
ちびちゃん達は、名詞の前に、形容詞が付けられることを、もう何回も練習しています。 * 子供たちが最初に作成した文章
お料理プレゼンの時は、文章デコに、約3週間かかりましたが、この一文は、30分でできました。 Amazing! ちびちゃん達の飛躍はすごい! 今回本当に素晴らしいなと思ったのは、 「和歌を詠む」 「和歌を読む」 「和歌を歌う」 日本語動詞の表現の違いに気づいたことです。 「和歌って、歌だけど、ラララ~っじゃないよね」 その通りです。 立派な翻訳者のように考えているのがとっても嬉しくなりました。
どちらも間違いではありません。もっと上手な書き方もあるでしょう。 一つの言葉選びに、じっくり時間をかけて考えて、自分なりの答えを出せること大切だと思います。 このプロセスにもっともっと気づいてもらって、英語学習だけではなく、日々の生活に取り入れていってくれたら幸いです。 * 次回は、「万葉集」を大学で専攻された方にサポートしていただいて、一人ずつ、それぞれ万葉集から一句選んで、ようやく・簡単英語にしていきたいと思います。 Comments are closed.
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June 2024
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