日本のちびちゃん達に、英語の文章・作文の書き方を教えていますが、私も実践した、書き方練習方法をお話ししてみようと思います。 それはお料理番組を真似すること! * 日本語作文は、「起承転結」が一般的かなと思います。最後まで読むと、「あ~そういう事だったのか!」ってわかる感じでしょうか。 英語作文は、一番大事なこと、ポイントを、一番最初にいうことです。 アメリカの学校へ行くと、Thesesと呼ばれ、毎日練習させられます。この書き方は、慣れないと苦手なアジア人が多いようです。 私も学生時代、書き直しを、これでもかっていうくらいやりました。Queen of Incomplete Grades って名乗れるほど、成績が付かなくて、英文科の教授に、「数学はAなのに、英語の成績が悪い英文科生徒は初めて」と言われていました。が!外国人だからしょうがないじゃん~「起承転結」でも書けるもんね~ってあまり気にしてはいませんでした。 でも、お料理番組で、「アップルパイを作るよ」と言って、最後にカレーが出てきたら、ちょっとびっくりです。 英語の作文構成と「起承転結」が変に混ざり合ってしまうと、アップルパイって最初に宣言したのに、文章が進むにつれ、やっぱりカレーでしたって言うことは、よくやってしまう間違いです。この迷走が、Queen of Incomplete Gradesになってしまった訳です。 お料理番組では必ず、「今日はこのお料理を作ります」と一番肝心なことを最初に宣言します。
Today, I am going to teach you how to make an apple pie. 「アップルパイを作り方をお教えします!」 その次に、材料をすべて見せます。 文章でいう材料は、「今日お話しすることのリスト」のようなものでしょうか。 そして、具体的な調理法が紹介されていきます。まず初めに、リンゴを切りましょう、レモン水に入れると色が変わらなくていいですよなど、お話が続いていきます。 最後に、美味しいアップルパイができました。今日は、アップルパイの作り方を紹介しました!と終了します。 * ねっ!お料理番組の構成は、英語作文を学ぶ、第一歩にピッタリ! 英語のお料理番組をYouTubeで見てれば、すーって頭の中に入っていきます。 しかも、英語の宿題より、よっぽど楽しいし! Comments are closed.
|
About NaokoArchives
June 2024
|