”ダンテの石・Sasso di Dante”に座ってきました。 レストランの外カフェ席、スムージースタンドの狭い間にありました。出発する前にグーグルマップで探しておかなかったら、たぶん見つけられなかったと思います。 レストランオーナーの方や、スムージースタンドの方から、 ”珍しいね~”と、ちょっぴし笑われましたが。 ダンテは、この石に座って、何時間も飽きずにドゥオーモ建設を観察していたという言い伝えがあり、石が置いてある道の近くには、ダンテの生家もあります。ダンテのミューズとなった、ベアトリーチェが眠る教会もあります。 しかし、ごつごつとした硬い石(ドゥオーモ建設で使わなかった石)で、しかも斜めになっているので、お尻がデコボコの表面を滑り落ちるというか、座り心地はとっても悪かったです。 もしかしたら過去には、もっとたくさんの石が積み上げられていて、座り心地はよかったのかもしれません。 写真でみたり、歴史を読んだりするのはもちろん大切ですが、ちゃんとその場所へ行って体験するフィールドスタディーは、これから進む道に好影響を与えてくれます。6月にある Bread Loaf Translation Conference では、イタリア語翻訳家さん達にもたくさん会いますので、そのときにもこのお話しができたらいいなと思います。 家の前にある石は、形が似ていることに気づきました。石に座って眺めても、ドゥオーモ建設はされていませんが、カモが子育て中です。
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June 2024
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