Niagara Parks Power Station へ遊びに行ってきました。 7月1日にオープンしたての、カナダ側ナイアガラ公園の新観光スポットです。 1905年開所、2005年までカナダの水力発電所として使われていました。2022年にオープンしたのは、発電所博物館と、当時使われていた放水用トンネルです。 ナイアガラの滝水力発電は、ナイアガラ川の水を発電所に汲み取り、滝の高低差を利用して発電する方法です。高低差エネルギーで水車タービンをまわし、つながっている発電機を回転させながら電力を作ります。使用後の水は、巨大トンネルを通って、ナイアガラの滝つぼへ放水されます。 1905年開所されたとき、Thomas Edison トーマス・エジソン (1847- 1931) と、Nikola Tesla ニコラ・テスラ (1856 - 1943) 電気技師、発明家の技術が多く取り入れられました。 ナイアガラ・パーク発電所は、アメリカ側の滝(American Falls)カナダ側の滝(Horseshoe Fall)の両方が見えるダウンタウンエリアから少し離れています。 発電所専用の駐車場は、一日駐車券が約$30(CAD)で、バス停も目の前にあります。 ダウンタウンから少し離れているのはちゃんとした水力発電所構造の理由があって、博物館へ入るとまず、「お手洗いに行ってください。」と何回も繰り返し言われます。 なぜかと言うと! 1905年開所された発電所放水用トンネルは、赤レンガでできた片道20分以上かかる長~い、ザ・トンネルなのです! 現在、滝つぼには2つの観光用トンネル出口があります。 上記写真:上1. 矢印でもみえる、Journey Behind the Falls は、昔からある滝の裏を通る観光用トンネルで、狭く薄暗いトンネル内(しかも滝の振動が地震みたいでちょっと怖いなか)順番待ちですごく混んでいます。 下2. 矢印に見える Niagara Parks Power Station発電所トンネルは、人数制限があるようなので混んではいませんが、営業時間が短く、これから大人気の観光スポットとなりそうなので、チケットはオンライン予約をした方がいいかと思います。 (ちなみに、両方のトンネル共、車いすの観光客さんたちもアクセスできます。) 発電所博物館内にある専用エレベーターで地下約50メートル移動してから、トンネル内を歩くことができます。 ガラスのエレベーターに乗ると、移動中には、当時使われていた、落水巨大円管や、昔使っていた違うトンネルが階層になって見えます。 ダウンタウンエリアの方まで、長い地下トンネルが続きます。夏でもひんやり冷たく、トンネルの中は、水たまりがあったり、滝の湧き水がレンガ壁からしみでています。 薄暗く長いトンネルのなか、明るい出口がみえると、観光客のみなさま猛ダッシュです。地面は水で濡れているので、転んでいる子供もいたので要注意です。 でも、光に向かって走りたくなる気持ちとてもわかります。 だって、虹も見えるし、霧みたいな水しぶきも風と共に吹き込んでくるのだもん! Comments are closed.
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June 2024
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