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小倉百人一首、小野小町の英訳

11/25/2021

 
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最初は、フィクション作家 Susie Eckl さんのお話。21分ごろから、和歌のお話です。
小倉百人一首を英語に訳し始めてしばらく経ちます。

現代詩の要素を取り入れ、和歌の英語で訳しにくい部分を、どう伝えていくか模索中です。

過去の記事、「百人一首、新しい翻訳のプロセス」を読んでいただけると、翻訳のプロセスをもっとご理解いただけるかと思います。

先週、The Arkansas International (@thearkint) のインスタライブで、和歌翻訳を読みました。
花の色は うつりにけりな いたづらに
わが身よにふる ながめせしまに

--小野小町

この和歌の一番好きなところは、「花の色は」が字余り(第一句が六音節の字余り)なところです。

字余りが、むなしい感(恋の悲哀、時とともに容姿の衰え)を強調しているようで、同じ女性として、小野小町の気持ちが共感できます。

では!

この、字余り、どうやって英語で表現していこうかと考えた結果。
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The Arkansas International, Issue 11, Translator - Naoko Fujimoto, 2021
「白い空間」を使って、むなしさ感、空虚感を追求してみました。

These petals, ーーーーーyouthーーーonly passing as I think of you

緑色ダッシュで表示した、「白い空間」は2つ意味を持たせています。
#1)字余りが見せた、小野小町の感情。
#2)若さ、時間の経過。

「白い空間」の微妙な間で、youth(若さ)が漂っている感。

そのあとの、「ながめ」(物思い&長雨の2つの意をかけている)は、桜の時期に降り続く長雨、日本の菜種梅雨の季節は、花が散り、ぼやっと新緑がかすんだ景色を思い浮かべて描写しています。


インスタライブでもお伝えしましたが、最近、翻訳家の仕事の意味を再度考えるようになりました。

​翻訳機能、オンライン機能は、日に日に改善されています。

だいたいの意味、要約は、外国語が読めなくとも、雰囲気はつかめるようになってきました。

しかも、20世紀に入り、英米学者、翻訳家たちは和歌の翻訳を発表しています。オンラインリサーチで、簡単に読めますし、和歌の歴史もすぐわかります。

しかし昔の翻訳は、直訳が多く、小野小町が、なぜ、最初の句で字余りを目指したのかという、細かいことは、英語読者には全く伝わっていません。

そんな中での気づきは、日本語を母国語とした女性が翻訳している和歌は少なく、英語で現代詩を勉強している、日本人も少ないことです。

和歌の翻訳。

これからも続けていきます。​
​

小倉百人一首
​ブログ記事 from Other Gorings On
  • 百人一首、新しい翻訳のプロセス​
  • 小倉百人一首、小野小町の英訳
  • 和歌、短歌、俳句、川柳の違い!
  • 枕詞は英語でどうしましょう。​
  • クレイ マッコーリー​

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